こんにちは、ファイブスターメカニックの松島です。
今回はR56エンジン不調の修理です。

エンジンをかけてみると1気筒働いていないようで絶不調です。
まず診断機をつないでみると3番シリンダー失火となっています。
スパークプラグとイグニッションコイルを他のシリンダーへ入れ替えてもやはり3番失火・・・
嫌な予感がします。圧縮を測っても3番のみ圧縮無し・・・
スコープカメラを入れ燃焼室を映してみると、バルブ欠けを見つけました。
お客様にもバルブ欠けを確認していただき、お見積もり後に修理となりました。

車両前側の部品(バンパーやラジエータ、コンデンサ周り)をまとめてごっそり外し、
インテークやエキゾースト周り、冷却水のホースやパイプなどを外すとヘッドが降ろせます。
実際にヘッドをひっくり返してみるとスコープカメラで確認した通り3番のエキゾーストバルブが欠けていました。


カムシャフト、インテーク・エキゾーストバルブなどを外しヘッド単体で洗浄液につけながら清掃。
エキゾーストバルブは8本新品交換、インテークバルブは徹底的に清掃し、再利用とします。
バルブコンパウンドですべてのバルブのすり合わせ、光明丹で辺り面の確認なんかも当然ですが行います。
ヘッドを降ろしたついでに、オイル下がりの原因となるバルブステムシールも新品交換。
このブログであまり紹介しない重整備の、絶好の機会ですがこまめに写真を撮り忘れてしまいました。

エンジンにヘッドが載ってしまえばあとはさくさくっと作業を進めていきます。
タイミングチェーン、Oリングやガスケット、冷却水やオイル周りの消耗品ももちろん新品交換です。
エンジン周りが組みあがり車両前側を戻して冷却水のエア抜きをして完成です。
重整備をした後にエンジンが一発でかかるか、異音がしないか、いつも緊張しますが無事にかかり一安心です。
数日掛けて試乗を行い問題ない事を確認し、ご納車となりました。
エンジン不調の修理もファイブスターへ!



